【相場レポート】新たな材料なく株安円高のリスクオフ展開 米中関係悪化、米追加経済対策協議難航、米経済指標悪化など影響

レポート配信日時
2020年08月18日16時18分配信

主に影響が出ている材料
・米中閣僚級協議無期限延期
中国は世界に向けた対抗姿勢を緩めず、香港問題をWTOに提訴するとしている
・米国共和党と民主党の協議が難航、いまだ解決への糸口見えず
・バフェット氏が金鉱株を購入、長期的なドル安を見越した反応か

結果
・日経平均は45.67円安の23,051.08円と微妙な株安
・ドル円は1ドル105.4円台と大きく円高、前回のレポートの流れを引き継ぎリスクオフトレンドの動き
・金価格は1oz2000ドル台に再度復帰
・原油価格は42-43ドルでレンジの動き

画像引用:https://nikkei225jp.com/nasdaq/
取得日時:2020年08月17日16時09分

今後の予想
17日から18日にかけてリスクオンに向かう材料は出ておらず、経済指標や各国の関係も悪化しており安全資産への退避が目立つ
調整が入るまでは株高円安(もしくはリスクオフのドル買い)の動きを予想
米国での追加経済対策協議で新たな材料が出ないかどうかに注目
21時30分の米住宅関連経済指標にも注目、ただしそこまで重要度は高くない
ドル円は105円台割れ、金価格は再び最高値を超えられるかどうかを試す